• 先天性食道閉鎖症の育児ブログ

    ちびたんは野菜が嫌いではありませんが、あまり食べません。

    好んで食べるのは、ラタトゥイユ。

    以前はラタトゥイユの中たまねぎを好んで食べていましたが、

    今はパプリカとズッキーニです。

    パプリカの薄皮は、剥がして食べます。喉通りが悪いみたいです。

    食事のマナーは教えつつも基本的に、食べ物はちびたんが食べやすいような形で食べさせています。

    ちびたんが大丈夫というものも、時には止めることもあります。

    このパプリカ。詰まらせたことあります。

    二歳頃、パプリカをいれたパスタを夕飯に作りました。

    1㎝幅くらいの短冊に切ったパプリカを、ちびたんにはさらにキッチンバサミで刻んであげようとしました。

    ちびたんは、そのまま食べたいと言うんです。どうしても食べたいと言って聞きません。

    食べられそうとは思いながらも、詰まらせたら怖い。本人がチャレンジしたいというならと、あげてしまいました。

    少し食べて平気だったので、ほっとしたのもつかの間、詰まらせました。

    今なら、やめておきなさいといいます。

    あの頃、少しでも食べられるようになって欲しいという気持ちが強過ぎてちびたんの要望に応えてしまったんですね。

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    チャレンジさせることも大事ですが、詰まらせないこともやっぱり大事だと思います。

    ちょっとずつ進めば、いつかは食べられる日がくる。焦ることはないんですが、当時はそう思えなかった。

    昔に比べれば、食べる量が少なくてもカロリーが高くとりあえず栄養が摂れる食べ物がたくさんあります。

    バランスが多少悪くなっても、健康体であるなら安全第一が一番だと今は思います。

    それにしても、ちびたんはよく詰まらせていたと思います。造影検査で、大丈夫だろうと言われている大きさのものも詰まっていました。

    チャレンジ的な大きさのものを食べさせてはいないつもりでしたが、詰まった事実があるのでちびたんには大きいということなのでしょう。

    二歳前後の小さな子に詰まらせないようにしっかり噛んでねといっても、難しいと今なら思います。

    ちびたんが詰まらせてしまったということは、私の注意が足りなかったということなんだと今なら素直に反省できます。

    当時は、食べさせたい食べてもらいたい気持ちで無理だったかも。

    もう絶対に安全第一と、かたく心に誓った二歳半の夏。それ以来、詰まらせてはいません。

    詰まらせない最長記録更新中です。

    私の中で絶対に安全第一という気持ちは変わりませんが、食べられるものが大幅に増えたここ数ヶ月、注意が少し薄れてきているような気がします。

    気を付けてね、よく噛んでねと言い続けていますし、食材の形状やかたさにも注意していますが、どこか気が緩んできている気がします。

    ここらでもう一度、気を引き締めていこうと思います!!

    食道閉鎖の育児で一番辛かったのは、幼児食になるころかな。食道閉鎖の子の日々の食事の進め方は、病院の先生方もよく分かっていないようです。

    先生方は、治すのが専門だから仕方ありません。

    食道閉鎖のことが広く世の中に知れ渡り、食道閉鎖の子を育てる人達に適切な情報が届くようになればいいなと心から思っています。

     

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    コメント一覧

    返信2018年4月6日 11:01 PM

    ひつじ24/

    こんばんは。 医師と患者やその家族間の温度差って本当に感じます。 今まさに幼児食への移行期?(味や量は年齢相応なのにまだ極みじん状態)で、うさんこさんのこのブログがなかったら、今よりもっと、食事の進み方で悩んでいたと思います。 とにかく色々食べたがるのは嬉しいですが、詰まらせるのが怖いし可哀想で、私も安全第一を肝に銘じて、これからも行こうと思います。

      返信2018年4月7日 9:54 PM

      usankomami23/

      こんばんは。 食道閉鎖の子の食事の進め方って、本当に相談するところがないですよね…。 市町村の検診で、栄養士さんに相談しても的外れな返答でがっかり通り越してうんざり。 この病気の認知が高まれば、もう少し違うんだろうなと思います。 ゆっくり安全第一が一番だと私は思います。そのうち色々食べられるようになりますから。 栄養面が心配なら、栄養剤を飲ませるって手もあります。 詰まらせるより、断然いいと思います。 その子、その子で状況が違うんですが、その子にあったペースで、時に親がセーブしてもいいと思います。 当時の私に、伝えたいです。 ひつじさんも悩み多いと思いますが、遠くない未来に解決することもたくさんあるので悩み過ぎないでください。

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