• 先天性食道閉鎖症の育児ブログ

    五年前の今頃は、ちびたんがNICUからGCUに移りました。

    1649gで生まれて、体重が増えるのを待っての根治術。

    根治術のあとは、筋弛緩剤を四日間と、睡眠薬を7日間使用し

    絶対安静状態にされていました。

    目が覚めると、トントン拍子でGCUへ。

    三ヶ月近く通っていたNICUを、なんの心の準備もなく卒業したのでした。

    五年経つと、記憶も薄れてきます。

    早く綴らなければと思いつつ、血圧とにらめっこ。

    ちょっとずつは、書いて残してはいこうと思います。焦らず。

    私が食道閉鎖の子を育て、学んだ一番のことは

    焦らない気持ち

    かなと思います。

    ゆっくりでも一歩ずつがいい。待てば解決することもある。

    前よりは気長になりました。歳のせいかもしれませんけどね。

    今の世の中は、便利です。

    ネットを駆使すれば、調べ物もあっという間に終わります。

    欲しいものも、すぐに見つけて手に入ります。

    携帯電話も普及して、待ち合わせの時間に遅れてもなんとかなるようになりました。

    私は伝言板を使ったことがあります。ちょっとだけですけどね。

    この世の中に慣れると、時間の感覚がちょっと短くなるのかもしれません。

    2歳のときより、5歳の今はずっと食べられるようになりました。

    時間が解決してくれること、あるんですよね。

    3年間の間で、ちびたんの心も体も成長しました。

    うまく食道閉鎖ともお付き合いできるようになってきました。

    焦らずなんですが、あの頃はそんなこと思えなかった(笑)。

    今でもすぐに忘れちゃう。

    「焦らずに」

    永遠のテーマかもしれません。

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    節分の今日は、恵方巻きを食べました。

    食べやすいように、切り分けちゃいましたけどね。

    ちびたんは、ご飯部分だけ。

    それでも三人同じものを食べられて幸せです。

    昨日は、豆まきにもいきました。こちらの神社は年男と年女の小学生がまくので

    節分近くの土曜日に豆まきなのです。

    ちびたんは豆まきに大はしゃぎ。

    夕飯は、豆を食べ過ぎて食べられず…。

    大豆は3歳過ぎに食べ始めました。

    ピーナッツ同様、気管に入りやすいそうです。

    節分の豆を食べるようになったのも、去年からだった気が…。

    食べられるようになると、当たり前になり、それまでのことを忘れてしまいます。

    まだ飲み込めないものもあるけれど、確実に食べられるものは増えています。

     

     


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